性被害者のその後

性被害者となって感じたことを書いてます。youtubeで過去の体験を公開中。

お子様に伝えておいてほしいこと

 

シロナです。

 

今回は、当チャンネルに寄せられたコメントの中から、お子様を守るための方法として「非常に効果がありそう」と感じた方法をご紹介させていただきます。

もしもの時のために、ぜひ実行に移して頂けたらと思います。

 

>>このページの目次<<

 

「体のデリケートな部分に触れていいのはあなた自身とママだけ」

f:id:Shirona_000:20220110092418p:plain

手や頭であれば、他人に触れられる機会は結構あるものです。

しかし、胸や性器の場合は明らかに不自然で、性的目的がない限り他人が触れることはほとんどないかと思います。

でも、幼い子供には「体のどこを触られたらダメなのか」がうまく理解できずに、されるがままになってしまう恐れがあります。

 

「体の大切な部分に触れていいのは私とあなただけ」

「それ以外の人には、絶対に触れさせてはいけない」

 

これらを伝えることで、お子様自身が自分の体を守る意識を持ち、万が一の時に助けを呼ぶことを躊躇しなくなるかもしれません。

幼い子供は上手く助けを呼べない

f:id:Shirona_000:20220109223938j:plain

幼い子供を狙った性犯罪は、被害者が上手く助けを呼べないのを理由に狙ってくることが多いです。

だからこそ、「大切な部分に触れていい人間を事前にしっかり決めておくこと」は非常に大切。伝えるだけなので、決して難しいことではありません。

きっと、その一言を伝えていたら避けられた被害も、この世には沢山あると思います。

周囲の協力が必要不可欠

f:id:Shirona_000:20220109224101j:plain

幼いからこそ、自分にされる行為が良いものなのか、それとも悪いものなのか、その判断が難しくなります。

私の場合、被害に遭う前に両親が離婚し、常に母や周囲の顔色を伺う日々が続いていました。

 

「良い子にしてなきゃいけない」

「迷惑をかけちゃいけない」

「怒らせちゃいけない」

 

離婚した両親を憎んでいるわけではありませんが、その考えが助けを求めるタイミングを逃してしまったかもしれません。

実際、周囲からはとても育てやすい子だと言われることが多く、その通りにしなきゃいけないという変なプレッシャーも感じていました。

 

子供は、大人が思うほど素直ではありません。

急に甘えてきたり、一人になるのを怖がるように、

素直になれない時にも、ちゃんと理由が存在します。

 

お子様が周囲を警戒したり、距離を取りたがる時は、

その相手が初対面の方でない限り、単なる「人見知り」で終わらせないでください。

もしかすると、隠さなければいけないと間違った認識を持ったまま、一人で傷ついているかもしれません。